決算公告(3回目)−タイトル・日付・住所・社名・代表者名−

前々回は決算公告の根拠条文、前回は決算公告の公告方法等についてのお話でした。

今回からはいよいよ具体的に官報における決算公告の内容についてです。

下記は、決算公告の最小枠の2枠(横5.8cm×縦6.1cm、掲載料金59,126円(税込み))です。

 kessan.jpg

2枠以外をご覧になりたい方は、こちらで、決算公告という文字をクリックして下さい。

 

決算公告(2回目)

 

最後はやはりイチロー選手でした!

 

さて、話は全く変わり恐縮ですが・・・・・・

『決算公告は定款で定められた公告方法によらなければなりません。』

会社が定款で定める公告の方法(会社法第939条第1項)は、

ヾ永鵑坊悩椶垢詈法

∋事に関する事項を掲載する日刊新聞紙に掲載する方法

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でありますが、定款に公告方法の定めがない場合は、官報に掲載する方法となります(同第939条第4項)。

ただし、決算公告に関しては、たとえ上記ゝ擇哭△諒法を定款で定めていたとしても、電磁的方法(要するにWEBでの公開です)で開示することも可能です(同第440条第3項)。

少しややこしいですね・・・。

 

行公告と枠公告

決算公告のお話を連載でさせていただく予定でありましたが、今回は早くもお休みとさせていただきます。

と言いますのは、先日、公告申込者の方から行公告と枠公告の違いをかんぽう公告掲載HPに掲載して欲しいというご要望がありましたので、このブログ記事の中でお話しさせていただきたいと思います。(HPは紙面(画面?)の都合上何かと難しいところがあります。ご了承下さい。)

 

決算公告(1回目)

『会社法では、すべての株式会社に決算公告が義務付けられています。』

と言って、驚かれる方は以前よりは少なくなりました。

旧商法時代には、『え〜っ、うちみたいな小さい会社が・・・』など言ってびっくりされる方も少なくありませんでしたが・・・。(商法でも株式会社の決算公告は義務規定でした。旧商法第283条)

先ずは、根拠条文を確認します。

 

会社法第440条 株式会社は、法務省令で定めるところにより、定時株主総会の終結後遅滞なく、

貸借対照表(大会社にあっては、貸借対照表及び損益計算書)を公告しなければならない。

 

罰則規定もあります(会社法第976条、以下は抜粋。全文を見たい方はこちら)。

会社法第976条 次のいずれかに該当する場合には、百万円以下の過料に処する。

一 (省略)

二 この法律の規定による公告若しくは通知をすることを怠ったとき、又は不正の公告若しくは通知をしたとき。 

 

また、不正な決算公告により第三者に損害を与えた場合には、会社や役員等が損害賠償責任を負う場合もあるそうです。 

では、現状はどうなのでしょう・・・。皆さん、掲載されているのでしょうか・・・。

 

決算公告(序)

3月です。だんだんと暖かくなってきましたが、花粉症の方はたいへんな季節なんだと思います。

私はお蔭様で鈍感なのかどうなのかよくわかりませんが、1立方センチにどれだけの花粉が舞っていようと(多い時は150個から200個ぐらいだそうです)全然平気です。

 

さてさて、3月といえば年度末、3月決算月の法人さんはバタバタとお忙しくなられるのでしょう。

またまた、5月から6月はその3月決算の株式会社さんのは決算公告お申込み集中時期です。

そこで、次回から数回に分けて、決算公告のお話をさせていただきたいと思います。

よくある質問、掲載料金、表記の仕方等々、ちょっとしたマニアックな話までさせていただきますので乞うご期待!